音楽と記憶は脳の同じ分野に保存されている、と読んだことがある。だから、音楽を聴くと、その当時を思い出すそうだ。みんな経験があると思う。 この週末、昼間にスコールがあって、外に出れなくなった。仕方がなくApple Musicをランダムで再生しながらゴロ…
村上春樹の新刊『一人称単数』を読んだ。小説でいえば、前作は『騎士団長殺し』の2017年。約3年振りの新刊らしい。もっとも、奥付を見ると、各短編作品は『文学界』で2018年頃から発表されていたようだ。雑誌で新作が発表されていたとは知らなかった。 収録…
60歳で早逝された森田芳光監督のデビュー作『のようなもの』を見た。 タイトルが変わっている。落語の「居酒屋」から取ったそうだ。客と小僧が掛け合う小噺だが、小僧が言う「あんこうのようなもの」から引いている。タイトルどおり、これは落語の映画であ…
『ジャイアンツ』を見た。1956年の作品でナショナルフィルムレジストリーにも登記されている名作だ。年輩の映画好きにはファンが多いようで、いまでも名前を聞く。一度見たいと思っていた。 テキサスで牧場主をしているベネディクト家の一世代を描いたもので…
スタンリー・キューブリックの『アイズワイドシャット』を見た。公開は1999年でキューブリックの遺作でもある。過激な内容だから日本では18禁。 当時は年齢的に見れなかった。世間の評判も、おっぱいがたくさん映る割には、それほど高くない。むしろ低い。監…
全く救いようがないストーリーで、そこがウッディ・アレンらしく良かった。 金持ちの奥さんに浮気がバレそうになった主人公が、このままではヤバイと不倫相手を銃殺する。もちろん容疑者として警察に捜査を受ける。しかし、幸運にもまったくの別人が犯人とさ…
テレワークをきっかけに映画を見るようになった。 4月は毎日2本のペース。恐らく人生で最も映画を見た。さすがに飽きてペースダウンしたが、それでも5月に入ってからも、2、3日に1本のペースで見ている。 最初は見たい映画リストを作っていたが、消化…
私の父親は編集者だった。良く遊びにくる叔父がいて、1人はCFプロデューサーで、もう1人は建築家。そんなド文化系の彼らはよく食卓を囲みながら文芸の話をした。 食卓の話題は音楽から小説まで多岐に渡ったのだが、中でも映画が一番多かった。食べながら見…
海外小説を紹介し続けて、新潮クレストブックが20周年だそうです。 新潮社のサイトでは、20周年を記念した文章が掲載されていますが、これを少しだけかいつまんだだけでも、小説への愛情がひしひしと伝わってきます。 世界のあちこちで日々生まれている新鮮…
本棚を整理していると、どうしても昔の本を読み返してしまいます。そんなわけで、宮部みゆき『ぼんくら』を再読したのですが、やはり面白くて、こうしてレビューを書くことにしました。 私は『ぼんくら』が宮部みゆき作品の中で最も好きです。ストーリーが面…
シェアリングエコノミーの現場から。
久しぶりに原宿界隈を散歩しました。
nidi galleryで開催されていた今井麗『gathering』展で絵を買った。 年に2,3枚のペースで絵を買っている。好きなものを買えばいいが、そこは商売目線が捨てきれない。一つのジャンルに特化した方が有利だ!(なにがだろう…)と、これまでイラストレーショ…
かぼちゃの馬車のサブリース問題が飛び火して、スルガ銀行が書類改ざん問題で株価が暴落。この株価下落はTwitterで予測できたのかも…。
業績が好調すぎて株価もうなぎ上りの美容家電メーカー、ヤーマンがコーポレート・アイデンティティを一新しました。
5月冒頭、Facebookがエンジニア向けのカンファレンスでデート機能の追加を発表。和製マッチングアプリの代表格「Omiai」を運営するネットマーケティングの株価もだだ下がりです。
ターゲットは「金融資産3,000万円または年収700万円以上」のZUUが6/21にマザーズへ上場。有価証券報告書が公開されています。
JR西日本とサンリオがコラボレーションしてハローキティ新幹線が2018年6月30日から運行するそうです。そんな話題の裏で、なんとも言えない中期計画を発表されていました。
2000年に創業した野菜ECの草分け的なオイシックスが近年、急速な拡大ペースに入っています。
クックパッドの前社長であり、菊川怜さんの旦那として知られる穐田誉輝さんがオーナーの2社が合併し、株式会社くふうカンパニーが誕生するそうです。
6/14、メルカリがついにマザーズへ上場。有価証券報告書が公開されていたので、ポイントをサマリーしました。メルカリの実態がわかりますね。(5/15:追記しました)
GMOグループ虎の子のドル箱企業であるGMOペイメントゲートウェイのQ2決算が発表されています。
先日、クックパッドが面白そうな商品を発表しました。
日本が誇る鉄壁のB/Sを持つ任天堂の逆サイドを突っ走る、超オフェンシブ企業・ソフトバンクグループの決算発表がありました。
任天堂の2017年度決算が発表されました。
以前読んだインタビュー記事で、一休ドットコム創業者の森正文さんがこんなことを言っていた。
2000年頃に「Web2.0」というマーケティング概念があって、多くのコンテンツホルダーが騙されたことがあった。
週末に本棚の大掃除をしました。良い本を再発見したので、いくつか書いていきたいと思います。
仕事ができない人の特徴について確信が高まった。 ズバリ、これです。
クレジットの請求額を眺めていたら、ファイアーエムブレムヒーローズへの課金額が累計で10万円を超えていました。