「刺さる言葉」を集める

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素敵なプレゼンテーションで使える「刺さる言葉」を集めたい。

 

仕事していると「刺さる言葉」という表現を良く使う。

キャッチコピーまで行かなくても、複雑な事象を相手の価値観にうまくフィットするような言葉使いで表現することは重要。パワーポイントの価値がぐっと上がり、合意形成が早くなる。

先日、朝日新聞に掲載されていたランズエイド新CEOのインタビューにあったフレーズにちょっと関心とした。

――「服が売れない時代」ですが、商機はありますか?

 「人々はいま、全身高価な物でまとめずに、高級品とベーシックで相応な価格の服をミックスしたいと思うようになってきた。そこで求められるのが、我が社のような商品だと思う。自分は何が欲しいのか分かっている人が増えたことも通販には好機です」(「「憧れの通販」へ変革 ランズエンドCEO フェデリカ・マルキオンニ氏」朝日新聞より引用)

この「自分が何が欲しいか分かっている人が増えた」という表現が、いまのトレンドを的確に捉えていると思った。なにかの資料で使ってしまおう。

この「刺さる言葉」について思うことは2つ。

表現力ってビジネスマンにとって、論理的思考力と並ぶぐらい、重要なスキルの一つですよね。でも、あまり重要視されていない、体系化されていないと思うこと。

もう一つは、英語圏の方が表現が的確な場合が多いと思うこと。これは、英語のシンプルな言語構造から来るのか、マーケティングが先進的なのか、どっちだろう。

余談だが、ランズエイドの売上は全世界で2,000億円しかないんですね。ちょっと意外…。