業績が好調すぎて株価もうなぎ上りの美容家電メーカー、ヤーマンがコーポレート・アイデンティティを一新しました。
家電メーカーの星、ヤーマン
主力商品のRFボーテ。ラジオ波を利用した美容家電です。日本であまり見ませんが、このRFボーテを中心とした美容家電が中国などアジアで人気だそう。
創業は昭和53年の老舗であるヤーマン。国内コンシューマーメーカーが停滞するなか、驚異の成長を見せています。
驚異の成長率
この4年間で20%程度の成長を続け、FY18の予想も最終利益は23%の増加予想。売上は171億円、最終利益は7億円の予想です。
株価は1年半でテンガバー達成
株価は2017年後半から上げ幅が大きくなりました。2016年8月に200円台だった株価は、本日終値で2,648円、テンガバーを達成しています。(途中で10分割してます)
2016年当時、私もホルダーでした。美容家電で高収益という胡散臭さからか、株価はなかなかPERが上がらず、指標面は割安だった記憶があります。
そんな冷めた投資家陣に見せつけるかのように上方修正を連発し、好決算をたたき出すヤーマン。本日時点の予想PERは49.8まで上昇しています。
独特のロゴデザイン
どことなく胡散臭かったヤーマンですが、その理由の一つがブランディングの下手くそさだったことを、私は確信しています。見てください、このロゴを。ましてや美容家電メーカーですよ。
そんなヤーマンもついにアイデンティティが刷新され、スタイリッシュな家電メーカーへ進化しようとしています。株価もついて行くのか、ここが天井か。
2018年4月期の決算発表はまもなくです。