バリューの王道・道路舗装銘柄を調べてみた

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道路銘柄が熱い!と思って銘柄を物色しています。

 

バリューの王道・道路舗装銘柄

今年は軒並みグロース株が不調で、バリュー高配当に回帰しています。いま道路舗装銘柄を見ているのですが、なかなか熱い。

  株価 PER PBR 配当利回
NIPPO  2,065 9.13 0.78 1.94%
前田道路 2,124 13.51 0.91 2.59%
日本道路 6,010 10.67 0.68 3.33%
東亜道路 3,620 6.52 0.47 3.31%
世紀東急 700 5.71 1.01 4.29%
佐藤渡辺 2,103 6.72 0.46 2.38%
三井住建道路 365 7.68 0.68 2.19%
スバル興業 5,760 7.86 0.72 1.74%

PERは10倍未満、PBRも1未満が多く、配当利回りもそこそこ良い。典型的なバリュー銘柄がそこにありました。他にも魅力的なところを見てみると…

 

スポンサーが豊富

  時価総額 外国人比率 系列 市場
NIPPO  2622億円 26.3% JXTG 東1
前田道路 2097億円 34.6% 前田 東1
日本道路 579億円 19.2% 清水 東1
東亜道路 209億円 25.9% 独立系 東1
世紀東急 307億円 26.3% 東急 東1
佐藤渡辺 78億円 14.9% 独立系 JQ
三井住建道路 66億円 10.1% 三住建 東2
スバル興業 182億円 8.0% 東宝 東1

主な道路舗装会社にはスポンサーがついてるんですね。業界最大手のNIPPOはJXTG系。他にも前田建設や清水建設、東急建設のゼネコン系列が主。独立系は東亜道路、佐藤渡辺。変わり種はスバル興業で、こちらは東宝が50.1%を保有しています。

 

スポンサーによるM&A期待

ゼネコン系の道路舗装会社は親会社によるTOBされた企業も多いみたいです。

2010年 鹿島  → 鹿島道路

2017年 大林組 → 大林道路

今後はどうなるか。

インフラ老朽化や災害復旧で足元は堅調な業績が続くのかな。ですが、人出不足などの供給面から業界の再編も進むと見ます。特に中堅ゼネコンや独立系ですよね。JXTGとか道路舗装を持つ意味あるのかな、と。

 

健全な財務状況

  総資産 自己資本 自資比率 有利子負債
NIPPO  5106億円 3142億円 61.5% 18億円
前田道路 2885億円 2007億円 69.6% 0
日本道路 1486億円 775億円 52.2% 97億円
東亜道路 899億円 393億円 43.8% 90億円
世紀東急 721億円 280億円 38.9% 40億円
佐藤渡辺 313億円 144億円 46.2% 26億円
三井住建道路 259億円 97億円 37.8% 0
スバル興業 257億円 206億円 80.1% 0

バブルやリーマンショック後の建設不況を経て、各社とも財務が回復してて、有利子負債が軒並み少ない。スバル興業に至ってはネットキャッシュが自己資本並みで、健全を通り越して典型的なバリュートラップ感がある。

 

アクティビストの参入期待

旧村上ファンド系のストラテジックキャピタルが世紀東急に投資を開始。2018年の株主総会では議決権の行使をしたそうです。ほか、道路舗装各社も株主還元圧力が高まるかも?

配当保有で寝かせておけば、そこそこのパフォーマンスを発揮するかも…知れません。

 

※数字は2018/8/24引け時点。財務は各社決算資料、株主データは四季報より。