2015年11月に開催されたサザビーズのオークション・カタログが、代官山蔦屋で平積みされていました。
「Return of the NIGO」と名付けられた今回のオークションは、たぶん2回目だと思いますが、その名のとおりSTARWARSのトイを集めたシリーズです。中身はこんな感じ。
出品リストはSotheby’sのウェブサイトでも確認できますから、販売されているカタログは、それ自体がコレクションとしての価値しかありません。
さて、このオークションの落札総額はUSD502,202。日本円にすると約6000万円だったそうです。
出品点数は172点だから、1点あたりの平均落札額は35万円。これは高いのか安いのか微妙だなと一瞬思いましたが、冷静に考えると町のおもちゃ屋で買えたものが多数ででしょうから、圧倒的に高いです。
このようなサブカルチャー的なアイテムや、Banksyのようなストリートアートが、ハイカルチャーの世界で評価されるようになってしばらく経ちます。
みんなの価値観が多様化していて、モノが溢れている時代。今後どんなものがどのようにバリュエーションされるかは興味深いです。最近、希少性があるものは田舎の実家で保管しとこうと決めてます。