宮崎元議員やベッキーの不倫が叩かれているけど、これからの世の中を考えると、不倫ってどんどん増えるのでは?という話。
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ここ最近の宮崎元議員やベッキーの不倫騒動に関わらず、「不倫」という行為に対する社会的な制裁はいつの時代も厳しいですね。しかし、社会に出ると不倫している人たちってそれなりに見かけませんか。
既婚者の・商売ではない・不適切な関係を不倫の定義とするならば、不倫率は昔に比べて増えているはずです。そして、今後の社会トレンドを考えていくと、これが増えることはあっても減ることはないと考えます。
なぜなら、不倫数を【出会い数×成約率】と置くならば、出会いの数も制約率も、この双方が高まる傾向にあると思うからです。
1.美しさの寿命が延びている
滝沢眞規子さん。VERYの読者モデルから火がついた彼女は御年38歳。しかも子供3人を出産されています。でも美貌。もちろん生まれながらの容姿もあるでしょうが、子供3人を産んでなお維持できるということは、美容やファッションの技術が進歩している結果でしょう。
『カール大帝』こと、田中カールさん。数々のメンズファッション誌で活躍される男性モデルですが、還暦前ながらバリバリ現役でしょう。男性だってファッション技術、脱毛などのオヤジ美容、筋トレ技術やノウハウの普及などによってオトコである寿命が延びてます。
この2人は決して特別な事情ではないことは、すでに多くの方が実感されているはずです。年齢の割にキレイな女性や男性が増えていることは、メディアの中の有名人だけでなく、もはや一般的な事実です。
2.自由な時間が増えた
現在の断面で見ると、夫婦共働き+子育てという毎日が戦争みたいな家庭も多そうですが、長期的に人間の余暇は増えるでしょう。
掃除はルンバがやるでしょう。皿洗いは食洗器の仕事になりました。今後は人工知能が進化して、ヒトがやることが減っていくことが各専門家によって予測されています。
昨年、中国資本がハリウッドのレジェンダリー・エンタテイメントを買収したり、中国のアリババ集団がトム・クルーズの『ミッションインポッシブル・ローグネイション』に出資して話題になりました。投資の背景は「今後はエンターテイメントの需要は高まる」という考えがあります。
今後は少子高齢化によってロボットの生産性が高まっていくはずですから、人間の余暇は相対的に増える傾向にあるでしょう。GDPの大部分をサービス産業が占めるようになると思いますが、人間にとって最高のエンターテイメントはなにか。答えは恋愛です。
3.出会いのきっかけが増えた
最後にコレ。
2015年、不倫専用SNSアシュレイ・マディソンに3,800万人の登録者がおり、しかも個人情報が流出して世界が震撼しました。が、そんな生々しいアプリでなくとも、Facebook、LINE、Tinderと出会いの温床になるアプリはすでに普及しきっているし、出会いも多いでしょう。高校時代の同級生とマッチングした方なんてたくさんいるのでは。
しかもSNSは今後どうなるか?
将来的にジャンルごとに細分化が今以上に進むと思います。目的に応じてより匿名性を高めたマッチング・アプリなどが普及するはずです。
こう考えていくと、世の中の不倫は叩かれながらも、徐々に増加していくでしょう。
むしろ、今まで恋愛市場は結婚前の1度だけというのが文化・社会的なコンセンサスだったのですが、人間の寿命が延びゆく今、既婚者向けの恋愛アフターマーケットが生まれる可能性もあります。子育てが終わった後のオンナやサラリーマン生活を一服したオトコが恋愛市場に再登場するかもしれませんね。
今後は不倫市場にフォーカスしたマッチング・ビジネスが流行るかも?なんてね。