JR西日本とサンリオがコラボレーションしてハローキティ新幹線が2018年6月30日から運行するそうです。そんな話題の裏で、なんとも言えない中期計画を発表されていました。
はじめに
当社は利益の追求のみでは会社は永続しないと考えています。いきなり株主を不安にさせる宣言からスタート。一方で、現在のサンリオの営業利益は十分でありませんともあり、葛藤がうかがえます。
利益目標
営業利益の目標は3年後に100億円。
現在、サンリオは絶不調です。営業利益は2015年3月期の174億円→57億円まで4年で6割ほど減少。5、6年前の好調時に比べると、100億円という目標は決して高くなく、サンリオの苦境を感じさせます。
戦略方針
ハローキティーのテコ入れが大きな柱のようです。これまでぐでたまなどに力を入れてましたが、トーンダウンするのかな。海外は大きく落ち込んでいる米国の立て直し、アジアは中国市場の開拓だそうです。
株価は…
苦戦が続きます。
サンリオはハローキティーのような優良なキャラクターをたくさん持っているので、マーケティングがうまく行けば、昔みたいに超絶な利益率を出せる可能性があると思うんですけども。
はてして中期計画で再浮上することができるか…。