湯船で本を読む

連休明けで久しぶりに出勤。予定がない落ち着いた一日だったが、それでも久しぶりに仕事すると疲れる。帰路は渋滞がひどい。固くなった身体をお湯で元に戻すように、ゆっくり風呂につかることにしている。

湯船で本を読んでいる。日本のユニットバスと違って、風呂といっても普通の部屋と同じような造り。がっしりしたホーローの湯船が据え付けられて、シャワーブースは別にある。だから、湯船の周りに水気がないし、湿気も少ない。洗面台の横にある棚は、本来は洗面用具を入れるのだろうが、1/3は本棚として使われている。

元気があるときは実用的な本を読む。反対に疲れていると、小説、とくに短編集をパラパラめくる。今日は『めくらやなぎと眠る女』を読んだ。アメリカで編集された村上春樹の短編集で、セレクトが渋い。