たまの発熱

昔からたまに熱を出す。最近ないなと思った矢先、40度出て、謎の発熱というよりも溶連菌だったわけだが、要するにストレスか疲れか、そんなところだと思う。過去を振り返っても、精神的な負担が溜まっているとき、肉体的な疲れが溜まっているとき、またはその両方、という感じ。

自分の身体と付き合うのもベテランであるから、おおまかな流れはこうだ。まず疲れ。ああ疲れたな、だるいな、というときは風邪である。これが初期症状で、このタイミングで葛根湯か、または早めのパブロンすると発熱まで進む可能性が70%ぐらい止まる気がする。ここを超えてしまうと、「だるおも」が酷くなってきて、腰あたりがウズウズしてきて、夕方に帰宅すると熱がある、という流れ。

もう一つのリズムがあって、体重である。やせ型、体重が一定の体質なんだけど、外での会食が多いとどうしても体重が増えてくる。これが一定を超えたときに発熱する、気がしている。それで、熱が出て食べないので、体重がぐっと落ちる。医学的にどうなのかわからないけど、過去の経験上この「体重仮説」はあって、お腹が張ってくると熱が出るというか。体重が増えて、熱が出て下がる、このサイクルが回っている気がする。不思議ですね。

熱が出るときは忙しいときや重要な局面だから、ああ困ったな、とまず思う。そこから予定の優先順位付けが始まり、最初は1つも休めないと思っているところ、いや誰かにお願いすれば良いか、となり、最後はすべてから開放されて清々しい気分になる。なので熱が出たあとはスッキリした気分になって、家族に感染されないように1人のベッドで広々と、ぐっすり寝る。汗をたっぷりかいて、気分良く起きる。なので、たまの発熱は悪くないというか、社会的信用を少し失う代わりに、安定感のない働き手は信用を失う、神様が与えてくれた休暇だなと思っています。