続・リセールバリューがあるものを買う

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シェアリングエコノミーの現場から。

 ちょうど1年前に『リセールバリューがあるものを買う』という記事を書いた。 

pekey.hateblo.jp

この1年間で生活スタイルがシェア経済に最適化され、「リセールバリューがあるものを買う」のはもちろんだけど、買った瞬間から出口を見据えるようになった。

 

買った瞬間から売却を見据えてる

ゆくゆく売るので大切につかう。外箱は捨てずに取っておくのは当然のこと。外箱が汚れることすら防ぐため、帰宅したらすぐにビニール袋に入れてストック。

 

ダウンロード版は買わない

テレビゲームや音楽CDでダウンロード版は買わない。パッケージ版を買えば、終わった後に転売できるからだ。

この前、2か月間で遊び終わった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を売ったのだが、なんと6,000円で売れた。買値は7,500円だ。諸経費を含めると、差し引き2,500円ほどで遊んだ計算になるのだが…

これは面白いな、と。

電子データの方が社会的な経済合理性が高いはずけど、シェア・エコノミーの世界では再販できるものに価値がでる。大きな矛盾がありますよね。

まあ、パッケージ版とダウンロード版で価格差をつけれるか、パッケージ版を無くせばよいのだろうが…。メーカーからするとパッケージ版の利点はもはや無い。

 

シェアエコノミーって良いことか?

経済から見れば間違いなくデフレの原因の一つでしょう。シェアエコノミーは生産しない。人々の購買単価が下がるだけでは。さらにマーケットのゆがみを引き起こすのではないか(ある資産を共有する価値観や技術がすみずみまで届けば良いが、過渡期は…)

 

データ化したらシェア経済って終わるの?

先のゼルダを例にすれば、任天堂としてはシェアリングエコノミーってただの二次流通だから、辞めたいよね。そうすると、アカウント制のパーソナライズされたデータ販売を目指すはず。

こう考えると、シェアリングエコノミーって続くのか?車や土地など有形資産がメインであって、一過性のテーマなのでは、と。