株式投資の心がけ

本格的に株を初めて15年が経ち、色々な失敗や試行錯誤があって、自分なりのスタンスが確立されてきた。

 

原則として

1.買い持ちのみ、空売りはしない

2.投資期間は設けない

3.利確する

4.日々、残高を時価評価する

 

ショートはしないことにしている。空売りすると逆方向の値動きを考えなければいけない。頭の中が複雑になりすぎて、向いていないと思った。ロングは長めの時間でも良いが、ショートは短期間勝負である。この時間軸のずれも考え方が複雑になる。ロングに集中するのがシンプル。

投資期間は設けない。プロと違う時間軸で勝負するのが個人は良いと思う。私の場合は30%の利確ラインを守って、そこまでどれだけ時間がかかっても良い。余程のことがないと損切もしない。もちろん、なるべく短期間で回転できるとベストだが、銘柄でムラがある。相場環境も運もあるので、なすにまかせる。

色々試行錯誤の結果、売買損益を積み上げることが良いと確信した。基本的に30%、トレンドが強い時は4,50%ぐらいまで様子を見ることもある。でも、利確しきることが大事。利確したあとは銘柄の値動きを一切見ない、後悔したりするから。

できれば毎日管理したいが、週2,3回ぐらいから、独自のエクセルシートで集計して、ポートフォリオを振り返る。週末2日間をAM/PMで分けた4コマのうち、1コマは株の時間に充てて、エクセルを見ながらポートフォリオを振り返る。

 

トレードとして

1.過去3年以内の高値より大幅に下落しており、少なくとも30%のリバウンドが期待できる

2.業績や財務が安定している

3.配当している

4.イベントが期待できると尚よい

 

リバウンド投資に落ち着いた。元々保守的な性格なので新高値やグロースは合っていなかった。グロースは一部買っているけど、御守みたいな感じ。グロースのリバウンドも狙うけど、2・3の条件からバリューか熟成ベンチャーが多くなる。

株価が大きく下落していて下げ止まっている(ように見える、もちろん、わからない)銘柄を買う。下がりすぎやな、なにかあれば30%は戻すやろな、と思える銘柄を買っている。イベントやトレンドに乗っていると尚良い。親子上場とか、大きな経済トレンドだとか、ストーリーが説明できると尚よい。本当にダメで株価が下がっている銘柄は買ってはいけない。例えばクックパッドのように経営が乱心しているような銘柄は触ってはいけない。この点、企業分重要。

成功パターンは速攻リバウンドしてサクっと利確。失敗パターンは下げ止まってなかったパターン。あとはずっとヨコヨコというパターン、これはバリュートラップに近い。対処方法はどちらも同じで「待ち」である。ここで配当が重要になって、高配当でなくても良いが、いくばくかの配当を貰いながら、まあ債権を買ったつもりで待っている。

教科書的に行くと損切再投資が正しい。しかし、次の投資先を見つけるのも大変だし、気長に待つというのが良いと私は思っている。気を付けることは本当に業績が悪化していたり、ファンダメンタルが棄損していないか確認することが重要。ここでグロースに投資が出来ない。私にはうまく判断が出来ないので。

ロットとして、投資資金を7,8分割ほどして、個別銘柄に投資する。1年以内に半分を30%で回すことが理想。残りは含み損を抱えたりするが、配当を貰いながら気長に待つ。毎週末に新投資先をストックしておき、EXIT後はすぐに再投資できるとベスト。